HOME » アメリカでも人気が高まりつつある
かつては日本での人気スポーツと言えば野球であり、テレビなどで取り上げられるスポーツも野球が中心になっていました。
Jリーグが誕生してから国際大会で日本人選手が活躍するようになり、サッカーも人気スポーツの仲間入りを果たしています。
日本では人気となっているサッカーはエンターテイメントの本場であるアメリカではあまり盛り上がっていません。アメリカにはアメリカンフットボールを始めとし、バスケットボールやアイスホッケーなど日本ではあまり馴染みが無いスポーツが絶対的な人気を誇っているからです。
しかし、最近ではそんなアメリカでのサッカー事情も徐々に変化してきています。
アメリカ人がサッカーをあまり好まない理由としては、アメリカに有力なサッカー選手がいないこともその原因となっています。アメリカが強いスポーツではないからこそ人気が集まりにくく、競技人口も増えないという悪循環に陥ってしまったのです。
アメリカのサッカー事情が大きく変化したのは2015年の女子ワールドカップ決勝です。いつもなら男女ともにワールドカップからは縁遠いアメリカですが、この時は決勝まで残っただけではなく見事優勝を果たしたのです。この時には普段サッカーを見ないという人までテレビで観戦したほどでアメリカ国内だけで2500万人以上が視聴したとされています。
2015年の女子ワールドカップ決勝の影響を受けてサッカーに関心を持つ人が若年層を中心に増えており、競技人口も増えつつあるのです。
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